ぶどう膜炎は難治性の眼の炎症の病気です。ぶどう膜は解剖学的に血管に富む眼内の組織で、炎症が起こりやすいところです。その症状は、視力低下、かすみ、飛蚊症、ゆがみ、充血などです。ぶどう膜炎にはサルコイドーシス、ベーチェット病、原田病などの自己免疫異常によるもの、感染によるもの(多いのはヘルペスウイルス)、原因不明のものがあります。ぶどう膜炎の中には治療が困難なものや再発を繰り返すものがあり、長期にわたる気長な治療が必要になることも多いです。主な治療は、抗菌薬(抗生剤、抗ウイルス薬)、抗炎症薬(ステロイド、非ステロイド、生物製剤)などです。
本院では、 ぶどう膜炎専門外来を開設しました。院長は、25年以上大学病院などにてぶどう膜炎専門外来で診療を続けていた、言わば「ぶどう膜炎の専門医」です。個人病院(開業医)のみで全ての診断・治療を行うのは難しいですが、大学病院などの総合病院との連携をしながら診断・治療を行う予定です。ぶどう膜炎専門外来は火曜日午前と木曜日午後を予定していますが、新患は原則いつでもお受けします。また再診、コンサルテーション(紹介)、セカンドオピニオン(紹介)もいつでもお受けします。宮崎市のみならず県外からも患者さんをお受けします。
どうぞ宜しくお願いします。
対象疾患:
ベーチェット病、サルコイドーシス、原田病、梅毒、結核、ヘルペス性ぶどう膜炎 (帯状疱疹含む)、サイトメガロウイルス網膜炎、急性網膜壊死、角膜内皮炎、トキソプラズマ症、強膜炎、トキソカラ症、小児ぶどう膜炎、細菌性・真菌性眼内炎、HTLV-Iぶどう膜炎など
ぶどう膜炎専門外来
〒880-0805 宮崎市橘通東3-2-30
車 / 隣接の「ひまわり駐車場」に駐車可(駐車券を受付で提示すれば無料)
バス / 橘通3丁目バス停より徒歩3分
診療時間 / 午前 9:00~12:30(受付 8:30~12:00)午後 14:00~17:30(受付 13:45~17:00)水曜・土曜は午前中のみ
眼底検査・メガネ作成・視野検査・学校からの再検査用紙をお持ちの方は、午前11:00/午後16:00まで
休診 / 日曜・祝日(水曜・土曜は午後休診)
※令和6年1月より、手術日は一日手術を行う為、外来診察は終日休診となります。
※当院では、受付時間帯予約制を導入しています。Webからと電話での予約が可能です。
予約なしでも診察はできますが、待ち時間が長くなることがあります。
※当院はマイナ受付に対応しています
白内障・ぶどう膜炎・緑内障・網膜剥離・糖尿病網膜症・加齢黄斑変性・眼瞼下垂・逆まつげ・眼瞼内反・眼精疲労・コンタクトレンズ処方など
TEL.0985-22-3049